BiND Cloudのトリセツ


2015.12.09

BiNDクラウドがついにレスポンシブデザインに対応

モバイルとPCの転換

これから新しくWEBサイトを作りたいと考えている人、あるいはWEBサイトのリニューアルを考えている人は、モバイルデバイスへの対応が欠かせないポイントになる。
モバイルデバイスからのインターネット利用は年々増え続けており、リサーチ会社ニールセンの予測によれば、2015年の冬にはモバイルデバイスからのインターネット利用者数がPCの利用者数を超えるとしている(2015年3月発表)。モバイルとPCのアクセスが逆転する変換点は、もう目と鼻の先だ。

WEBサイトの運営者は、この状況にしっかりと対応していかなければならない。とはいえ、「モバイル対応サイトを作るのはPC専用サイトを作るよりもさらに大変そうだし、WEBの専門知識を習得する時間もなかなかとれない」。そんな人にうってつけなのが「BiND Cloud」だ。

BiNDクラウドは、ソースコードを書かなくてもオリジナリティ溢れるWEBサイトを作れるクラウドベースのWEBサイト制作サービスだ。2015年11月、このBiNDクラウドが大規模バージョンアップを遂げた(現在、最新バージョンはベータサービスとして提供中)。その最大の特徴が、モバイルアクセスを意識した「レスポンシブデザイン」への対応だ。

レスポンシブデザインというのは、訪問者のデバイスのスクリーンサイズに合わせてレイアウトが可変するWEBサイト設計のこと。モバイル用ページを別に作った場合だと、ちょっとした文字修正があるときでもPC/モバイル用のページをそれぞれメンテナンスしなければならないが、レスポンシブデザインならその手間が避けられる。もちろん見やすいレイアウトになるため、モバイルからの訪問者にとってもありがたい。運営者にとっても訪問者にとってもメリットのある仕組みなのだ。

レスポンシブデザインのWEBサイトでは、表示しているデバイスのスクリーンサイズによってコンテンツの大きさやレイアウトが調節される。 

プロも注目すべき機能性

BiNDクラウドの最新バージョンは、こうしたレスポンシブ対応のほかにも数多くの機能強化が図られている。見出しパーツなどのスタイル(CSS)をわかりやすいインターフェイスで一括設定できる「ドレス(Dress)」機能、デザイン性の高い問い合わせフォームを作成できる「スムース・コンタクト(Smooth Contact)」機能などだ。また、グーグル・マップのカラールールをカスタマイズできる機能や無料のWEBフォントなど、最新のWEBデザインのトレンド技術にしっかり対応しているのもうれしい。

さらに最新バージョンでは、これまで継承してきた内部プログラムの基本構造を一新し、パフォーマンスが全般的に向上している。これまでのバージョンを使っていた人なら、操作感の違いに感動を覚えるほどだろう。加えて、ユーザインターフェイスにも大きくメスが入れられ、使いやすさが格段に向上した。操作の動線を見直してパーツ配置を再設計しているため、初めての人でも迷わずに作業できるだろう。

これから新たにWEBサイトを作ろうと考えている人にはもちろん、BiNDクラウドの既存ユーザにとっても見逃せないバージョンアップだ。

インターフェイスも一新。操作の動線が見直され、初めてでも戸惑わずに操作できるようになっている。

※現時点では、BiNDクラウドの既存ユーザが最新バージョンを使う際、自動的にサイトデータが移行されない。現行バージョンでデータをエクスポート(書き出し)してから、新バージョンでインポート(読み込み)する必要がある。詳しくはBiNDクラウドログイン後に表示されるメッセージをチェックしよう。
 

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