BiND Cloudのトリセツ


2014.11.26

BiNDクラウド上でファイルをダウンロードできるようにする

Webサイトを運営していると、自分のWebサイト上でなんらかのファイルをダウンロードできるようにしたいと思うことがあるだろう。たとえば、個人の場合は自作のフリーウェアや作品データなど、企業の場合は会社案内PDFなどが考えられる。

そして、もちろんこうした希望は、BiNDクラウドでも難なく叶えられる。

方法は簡単。ブロックエディタには[ダウンロード]というパーツが用意されているので、それを使えばいい。ファイル指定などいくつかの設定を行うだけで、テキストリンクが出来上がる。非常に簡単だ。

ところが、もう少し欲張って、テキストリンクではなく自作のダウンロードボタンを設置…となると、実は少々悩ましい問題があるのだ。

[ダウンロード]パーツは、リンクテキストの前/後に画像を入れることができるが、リンクテキストの代わりに画像を指定することはできないのだ。

そこで、あまりスマートな解決策ではないが、リンクテキストを「.」のような小さな文字にする方法をとるといいだろう。上記がその方法で作成したパーツだ。本当はリンクテキストに半角スペースや全角スペースを指定できればいいのだが、残念ながら指定することはできなかった。

LinkIcon.

なお、HTMLコードが書ける人であれば、[カスタムタグ]の機能を使って思いどおりのダウンロードボタンを設置できるだろう。[ダウンロード]パーツでは設定できなかった、ボタン画像のマウスオーバーの設定なども可能になるはずだ。デザインにこだわりたい場合は、リンクタグの記述方法などHTMLについて少し調べるのもいいだろう。



1:[ダウンロード]パーツは、[その他]カテゴリに入っている。

2:[開く]ボタンでダウンロードさせたいファイルをアップロード&指定する。[テキスト]欄にはファイル名が自動で入るが、好きな文字列に変更することができる。

3:[リンクアイコン]の欄では、画像を指定することができる。指定した画像部分も、しっかりダウンロードリンクの範囲内に含まれる。

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